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2009年09月18日

プロジェクトの最短効率を計算する方法。【CPM(クリティカル・パス・メソッドの書き方。】

大型製品の組み立て等で積極的に採用される手法で、代表的な物にPERT(Program Evaluation and Review Technique)とCPM(Critical Path Method)があります。

 これらは、作業の順序や先行関係を「ネットワーク」の連鎖によって表すもので、最短で作業完了するのに要する時間とその時間で完了するのに最も影響を与える作業の連鎖(クリティカル・パス)を明らかにし、クリティカル・パスを重点的に管理していくことによって最短時間でプロジェクトを完了しようとすることです。

 この説明では分かりにくいかと思いますので、「アローダイアグラム」という概念を使ってCPMについて簡潔かつお役に立てるようにまとめていこうと思います。まず簡単なルールから入っていきます。
【ルール】
1:作業等、何らかの生産活動を矢線(アロー)で表し、
  矢線を結合点と呼ばれる丸印で結んで表します。
  「作業にかかる時間」でいいと思います。

2:「イベント・結合点」という丸を作る。
  これは「作業が次のフェーズに切り替わる点」
  と考えていただければいいと思います。

3:(矢印の動きに関するルール)
  
  1:作業が完了してから次の結合点に映る
  2:前の結合店に戻る動きをしてはならない。
  3:同時並行作業は「ダミー作業」で表記する。

arrowDiagram05.gif
  


 基本これだけなのでなんかどうでもよさそうですが、この作業をした「後」が大事です。この作業で

1:最早結合点時間(一番早く終わる時間)
2:最遅結合点時間(タイムリミット)
3:余裕時間
4:クリティカル・パス

 を導きだします。ここから先は図示で直感的に理解していただく方が分かり易いと思います。


【最早結合点時間】
arrowDiagram06.gif

【最遅結合点時間】
arrowDiagram07.gif

【余裕時間(最遅結合点時刻−最早結合点時刻)】
arrowDiagram08.gif

【クリティカル・パス(余裕時間ゼロの経路)】
arrowDiagram09.gif

画像はこちらからお借りしました。

 作成のポイントは、作業の合流点、分岐点におけるタイムラグを読み違えないようにするということだと思います。

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 CPMは、最短効率時間以外に費用対効果を意識したものです。いずれにしても「図示」⇒「計算」⇒「改善」という大まかなルーチンは変わらないです。単純な作業群ではこのような計算は必要ないと思いますが、複雑な工程を経る必要がある作業の場合、大変有効です。

 こういう作業のいいところは、「見える」ので、比較的楽しく改善活動を行うことができる。という点だと思います。
posted by はぐれMBA at 02:45 | Comment(1) | TrackBack(0) | 生産管理系記事群 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
逝ってよし+.(・∀・).+★ http://64n.co/
Posted by age at 2011年12月30日 05:16
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